老いなき世界①

元論文:LIFE SPAN-ヒトはどこまで寿命が延びるのか?


寿命に関する最新研究の本が出ました

人最近、「LIFE SPAN 老いなき世界」(以下、「LIFE SPAN」と略)という本が出版されました.LIFE SPAN とはライフスパン、つまり寿命を意味し、著者の一人、デビッド・A・シンクレア(David A. Sinclair)氏は酵母の老化研究の過程でサーチュインという長寿遺伝子を発見したのです。今回はその研究を行う論文の紹介です。

サーチュイン遺伝子の発見で進む研究

その後の研究によりますと、長寿遺伝子がヒトも含めた全ての高等動物にも存在することがわかっています。同様に、マウスでは長寿遺伝子を活性化することで若返り効果だけでなく寿命の延長までも可能であることが示されてきました。

老化は病気!

「LIFE SPAN」の主要な観点の一つが「老化は病気である」という点で注目すべき主張です。老化は病気であるから治療が可能であり、治療することで老化にともなうさまざまな病的な状態(たとえば、がん、糖代謝異常、脂質代謝異常、高血圧、脳や心臓の血管異常など)が改善され、結果必然的に寿命が延びる、というのがこの本の趣旨です

NMNへの期待

本稿では、「LIFE SPAN」で紹介されている原著論文にも当たりながら、老化研究の最前線をかいつまんで紹介します。

NADを点滴してみては?

日本を含めた先進国では平均寿命が 80 歳代半ばになり、それがさらに少しずつ延びてきています。「老化は病気である」との観点で、老化を治療することができれば 100 歳どころか 120 歳までも寿命延長が可能で、しかも健康な状態で生きることができるというのが「LIFE SPAN」のメインテーマなのです。

生殖年齢の増進?

もちろんマウスなどの動物実験から得られた結果をヒトに換算した場合の話です。さらに驚くべきことは、老齢マウス(メス)の生殖能力も回復が可能であるという研究です。これをヒトの女性に当てはめると 10 年以上は生殖年齢が延びることになるそうです。

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